野球肩のこんな症状でお悩みではないですか?
- 投球時に肩に痛みが出る
- 夜痛みで目が覚める
- 腕を降ろすときにも痛みが走る
- 痛くした肩を下にして眠れない
- 痛みで肩が挙がらない
以上の状態の方は、いわゆる「野球肩」とよばれる症状です。
野球肩とは?
野球の投球動作の他、テニス・バレーボールのサーブ・スマッシュ等、腕を大きく振る動作を繰り返すスポーツで生じる肩の痛みです。
関節包や肩関節に付着する腱や筋あるいは骨の損傷によるもので、損傷の部位によって、肩の前方、または後方、時には上腕が痛みます。
野球肩の原因って?
過度な投球動作
現在の筋力の許容を越えた過度の肩の反復動作が原因の一つです。それと肩・肩甲骨周辺の柔軟不足も考えられます。
体幹や股関節の柔軟不足も肩に負担をかけます。
不適切なフォーム
どんなに筋力があっても柔軟性があっても投球フォーム自体に問題があると野球肩は改善しません。
フォームは我流にならず専門のコーチに一度チェックしていただくことをおススメいたします。
野球肩を改善する方法
投球動作の休止
まず投球動作を中止し肩に負担をかける要素を減らしていきます。投球動作を続けながら改善していくというのは不可能であるということを認識しましょう。
温熱療法
一般的に炎症があるときはアイシングといわれますが、炎症=体が血流を良くして肩周囲へ組織の修復材料である血液を集め損傷部位を治そうとしている生体の治癒反射になります。
したがって、僅かな炎症であれば、早期からお風呂やカイロ、蒸しタオルなどで肩周囲を温めることが野球肩からの回復のひとつとなります。
野球肩の日常ケア方法
肩周辺のストレッチ
肩・肩甲骨周りの筋肉を無理のない範囲でストレッチすることで肩・肩甲骨周辺の柔軟性が増すことで、硬く縮こまったことで血行不良になった肩に血流を供給することが出来ます。
肩周辺の筋力強化
肩・肩甲骨周辺の平均的な筋力強化をすることで関節の支えをより強化することで再び投球動作をしたときに関節に負担がかからない肩関節を作り上げることに繋がります。
野球肩の治療法
絶対に揉まないこと
揉みほぐす=体にとっては押し込むという攻撃的な刺激という認識になります。
つまり押せば押すほど体は防御をしようとして最終的に筋肉は硬くなってしまします。
当院はその人それぞれに存在する野球肩による硬くなった筋肉を緩める特殊なポイントを触れるだけでターゲット周辺の筋肉を緩めてまいります。
そのため体に防御反射を起こすことなく筋肉が緩んでいきます。
全身の骨格調整
野球肩は肩周辺の筋肉の問題だけではなく、全身の骨格の微妙なズレが最終的にその肘に負担がかかり発生しております。
当院はその人それぞれに存在する全身の骨格を調整する独特のポイントを軽く触れることで全身の骨格調整を行い野球肩となっている周辺の関節環境を正常に整えていきます。
野球肩の施術の流れ
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01問診
患者様ひとりひとり、野球肩の痛み方は異なります。そのため、初検時には特にお時間をいただき、お話しを聞かせて頂きます。
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02検査
野球肩周辺の関節と筋肉の状態だけではなく全身の骨格の歪み、筋肉の状態も診て状態を把握致します。
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03施術
検査にて把握した施術ポイントを中心に野球肩の要因となる原因を取り除いていきます。
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04今後のアドバイス
今後野球肩を繰り返さない為に気を付ける内容のアドバイスと、個々に応じた通院頻度を提案して参ります。