起床時の激痛な首から背中への寝違えの治療例
T・K様・54歳、男性・千葉県船橋市
月辰会活法整体院
京成津田沼駅南口より
徒歩5分、土祝営業
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝日 |
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※休診日:水曜14時以降、金曜午前、日祝(不定休)
※金・土・祝日は予約優先制で受付となります。
寝違え
以上の状態の方は、いわゆる「寝違え」とよばれる症状かもしれません。
首の周辺の筋肉や筋肉をおおう膜(筋膜)などが炎症を起こしている状態です。
身体を正面から見た時に、人間の頭部は首のちょうど中央に位置している状態が正常ですが、寝ている間に不自然な体勢で位置がズレた状態なまま長時間負荷がかかって首の周りの筋肉が阻血状態になり、筋肉が凝り固まりやすくなります。この状態から朝目覚めてすぐに動かそうとした際に寝違えが発生します。
寝違えは、首の後ろや首から肩にかけての痛みが出ることがあり、首を動かすと痛みが出る時もありますし、痛みで首を動かせない時もあります。
一般的に首の位置がズレた状態で負担が長時間かかることで、一部の筋肉が阻血状態になり、筋肉に炎症が起こります。
また、枕が高いことで首の周辺に長時間の負荷がかかり、筋肉や筋膜に炎症が起きることで寝違えることも考えられます。
さらに、就寝時に冷えなどにより、血流悪化や筋肉硬直しやすくなることでも寝違えが発生することもあります。
人間は体勢を安定させるために睡眠時は定期的に寝返りを打ちますが、寝返りが打ちにくい環境下や、体調不良などによって、寝返りを打つことができず、寝違え引き起こしてしまうのです。
飲酒や内臓の疲れにより、寝ている時の姿勢が偏ったり、負荷がかかっていても自然に寝返りが少なくなることで、寝違えに繋がる可能性があります。
特に、飲酒後は、筋肉内の血流が低下しやすくなることで、寝違えが起きやすいとも言われています。
また免疫に関連する「脾臓」と首の筋肉は内臓反射の関連部位として繋がっており、体の疲労が連日積み重なることで、内臓が疲労が起き、首の筋肉が緊張して寝違えを起こすこともあります。
病院では消炎鎮痛剤や湿布を処方され安静を勧められます。
他の整体院・整骨院の場合は、鎮痛目的の電気療法と安静を勧められます。
当院の場合は寝違えの根本原因となる内臓を調整し、その後に首の骨を始めとした全身の骨格を調整いたします。
施術で可動域が回復した範囲は積極的に自宅で動かしていただきます。
お風呂や蒸しタオルなど湿性の熱を与えることが血流を促し炎症の改善が早まります。
一般的に多少の「炎症=アイシング」と考えられています。
しかし、実は寝違えなどの炎症は体が組織修復の為に血流を集めている状態であるため、外からも同様に温めて血流を促してあげるべきなのです。
施術を受けた後は、根本的な原因である内臓疲労のセルフケア方法をお教えいたします。
少しコツがいりますが、自転車乗りと同様のように一度覚えたら先もご自身で実施いただけます。
寝違えは一般的に首の骨や筋肉だけと処理されてしまうことが多いですが、内臓反射で首の筋肉が緊張するので内臓のケアも重要です。
機能低下している内臓はお腹を触ると硬くなっています。その内臓に対して特殊な触れ方でお腹に苦痛を与えず硬くなった内臓を柔らかくしていきます。
寝違えは内臓の問題から派生した全身の骨格の微妙なズレ・筋膜の捻じれが首に負担をかけて痛みを発生させています。
当院はその人それぞれに存在する全身の骨格・筋膜の捻じれを調整する独特のポイントを軽く触れることで全身の骨格調整を行い、最終的に首周辺の関節環境・位置を正常に整えていきます。
患者様ひとりひとり、寝違えの症状・痛み方は異なります。そのため、初検時には特にお時間をいただき、お話しを聞かせて頂きます。
首周辺の関節と筋肉の状態だけではなく内臓の状態、全身の骨格の歪み、筋肉の状態も診て状態を把握致します。
検査にて把握した施術ポイントを中心に寝違えの要因となる原因を取り除いていきます。
今後寝違えに悩まない為に気を付ける内容のアドバイスと、個々に応じた通院頻度を提案して参ります。