症状改善アプローチ
経緯
- 10か月前に出産し、以後日々の子育ての姿勢で肩こり・腰痛の慢性化になる。
- 2週間前に起床時に首が寝違え状態になり、右回旋動作で痛みが出る。
- 一度近隣の整体院に行くも全く変化が得られず当院を受診。
カウンセリング・状態
- 左右の僧帽筋の緊張、コリが強い。
- 首の左回旋時に可動制限があるとともに左首に痛みが出現。
- 腰の両起立筋の緊張著明。
検査・治療アプローチ
- 体幹の捻じれがあり、左右上肢の長さが第一関節分の差がある
- 骨盤の捻じれもあり、それにより左脚が1㎝ほど長い。
- 腰の起立筋は左右共に緊張があるが左側がより強い緊張がある。
施術
妙見活法にて体幹の捻じれ、頚椎の捻じれを調整。
施術後
- 検査時の骨格の捻じれは無くなり上肢や脚長差も左右揃う。
- 本人に施術前後で肩のコリを確認しているので、本人がコリが緩んでいることを確認。
- 首の右の回旋動作は左と同じ可動範囲となり、左首の痛みも消失する。
- 日常想定されるあらゆる動作をしてもらったなかで腰の痛み、鈍重感消失する。
当院からのメッセージ
お子さんが生後10か月ということで、普段のM・K様の抱っこの姿勢を始めとした日常生活の姿勢を如何に気を付けるかが今後の再発予防の鍵となります。
どうしても踵重心でお腹を突き出した姿勢になりがちなので、正しい日常の立ち方・座り方・歩き方の指導を行いました。