症状改善アプローチ
経緯
- 8年前よりデスクワークの仕事になり、そこから首痛と肩こりに悩まされる。
- 症状が辛くなると近くの整骨院の保険診療で、首痛と肩こりに対して電気治療とマッサージを行う。
- 整骨院の通院初期は施術効果を感じていたが、段々と効果の持続性が取れなくなり、半日しか持たなくなる。
- 持続性が取れなくなった時期から、右上腕~前腕にかけてしびれが出現。
- 整骨院で施術しているのに症状が強くなっていくので、整形外科に受診し「頚椎椎間板ヘルニア」と診断を受ける。
- 診断を受けてもリハビリ内容は今までと変わらなく、他に治療法をネットで探していた時に当院のGoogleの口コミを見て来院を決める。
カウンセリング・状態
- 右腕のしびれは常時ある訳ではなく、デスクワークの体勢を続けると10分ほどで出現する。
- 首~僧帽筋にかけての筋緊張著明。
- 首を右に傾けると更に右腕へのしびれが強くなる。
検査・治療アプローチ
- 体幹の捻じれがあり、左右上肢の長さが3㎝ほどの差がある。
- 骨盤の捻じれがあり、左右の脚長差が2.5㎝ほどの差がある。
- 頸椎の前弯は、特に問題なし。
施術
妙見活法にて体幹の捻じれ、骨盤の捻じれ、首~僧帽筋の緊張をそれぞれ調整。
施術後
- 検査時の骨格の捻じれは無くなり上肢・下肢共に長さが左右揃う。
- 首~僧帽筋の筋緊張が緩み患者様もそれを実感。
- 首を右に傾けたときの腕へのしびれの度合いが施術前は10段階で「10」だったものが、施術後は「2」程度まで改善。
当院からのメッセージ
まずはデスクワーク時の座り方に問題があったため、正しい座り方を指導し、その体勢のままカウンセリングしたところ、いつも10分ほどで出現するしびれが出なくなりました。
後日談で、首を右に傾けたときの残存していたしびれが、翌日には無くなったとメールを頂きました。
このように妙見活法は、施術が終わってからも細胞レベルで改善方向に変化していくので、タイムラグで症状が無くなるということはよく言われます。 病院で診断された頚椎椎間板ヘルニアですが、妙見活法で施術することで椎間板に負担をかけない本来の頚椎の位置に戻っていったものと思われます。