症状改善アプローチ
経緯
- 朝起きた時点で寝違えた状態となり、首から背部にかけて起床時に痛みが強く、起き上がるのに数分を要した。
- 起床するも依然として首から背部痛が収まらず首も動かせない状態となり、ネット検索したところ当院を見つけ来院。
カウンセリング・状態
- 仰臥位から起床時に右背部から首に激痛。
- 頚部・背部(特に右肩甲間部)の筋緊張著明。
- 頚部左右回旋 側屈―可動制限著明、伸展―やや可動制限有、屈曲―動作異常なし。
- 右背部持続的疼痛
検査・治療アプローチ
症状強く骨格バランスの検査をするより早期の症状除去を優先し、直ぐに施術に入る。
施術
- 座位にて妙見活法を行い、肋骨を軽く触れ操作しながら首の左右回旋を行う。
- 座位にて妙見活法を行い、肋骨を軽く触れ操作しながら首の左右側屈動作を行う。
- 座位にて妙見活法を行い、肋骨を軽く触れ操作しながら首の伸展動作を行う。
- 座位にてある程度症状が取れた所で仰向けになってもらい、そこから起床動作を行い、痛みの出るポジションにて妙見活法を行う。
施術後
- 仰向けから起床動作がやや違和感を残すも首から背中が激痛なく起き上がれるようになる。
- 座位での首の回旋・側屈・伸展動作もやや違和感を残すも可動域が受傷前と変わらない範囲に動くようになる。
- 背部の安静時痛もなくなり首から背中の筋緊張の緩みをご本人が変化を実感する。
当院からのメッセージ
仕事が常に立ち仕事で、その時の立ち方・歩き方の指導を行いました。
あとはこのような急な寝違え症状は、日常の姿勢プラス内臓の慢性疲労による筋肉への内臓反射も絡んでいるので、施術の際にその辺りもトータル的に調整しました。
普段からより意識した睡眠時間の確保も予防として大事な要素となります。