症状改善アプローチ
経緯
- 下から荷物を持ち上げようとした際に、腰に激痛が走りそこから腰を動かせなくなる。
- 腰を痛めて暫くしてから左のお尻に痺れも現われる。
- ベッドに寝るにもかなりの時間を要し、夜中は寝返りも出来ない状態で、朝の起床時もかなり難儀した。
- 以前知り合いから紹介された当治療院で診察を受ける。
カウンセリング・状態
- 歩行時にも腰に痛みが響くため足をするような歩行。
- 左側の痛みを回避するべく右に体幹を曲げた歩行。
- 椅子には座れるが、立ち上がりに痛みが出現。
検査・治療アプローチ
ご本人の苦痛除去を第一に考え、検査を省略し直ぐ施術に入る。
施術
- 妙見活法にて体幹の皮膚を触れる操作にて椅子からの立ち上がり↔座るを数回繰り返す。
- 妙見活法にて対面にて術者の掌と患者さんの掌を合わせた状態で歩行誘導。
- 仰向きから起き上がり動作をして貰い、都度痛みの出るポジションにて妙見活法を行い、動作痛を改善していく。
施術後
- 前日の痛みレベルがどの動作でも10だったのが、動作によって痛みレベルが3~0くらいとなった。
- 「仰向け↔起き上がり、椅子からの立ち上がり↔座る・歩行」の動作にほとんど痛みが出なくなる。
- お尻の痺れは無くなった。
- 歩行時も体を曲げず真っ直ぐな姿勢で歩行が可能となる。
当院からのメッセージ
ここまで動けるようになれば、あと少し残る痛みは時間経過で小さくなります。
妙見活法は治療が終わったら終了ではなく、治療が終わってからも細胞レベルで快方に変化していくのも特徴です。
あとは、日常生活に於いての正しい立ち方・座り方・下からの荷物の持ち上げ方の指導をいたしました。