症状改善アプローチ
経緯
- ふとした動作でぎっくり腰になるが、数日の間、自宅で安静にし、痛みが落ち着き、ある程度は日常生活動作が出来るように回復する。
- マッサージチェアやマッサージ店にてマッサージをしたところ、症状が悪化し、背中から腰に掛けて激痛が走るようになる。
- 痛みが辛くなり、家族の紹介にて当院に来院する。
カウンセリング・状態
- 歩行時に背中~腰に掛けて痛みが走り「ぎっくり背中」「ぎっくり腰」を併発した状態。
- 椅子に座った状態からの立ち上がり、立った状態から座る動作いずれの動作も困難。
- 寝ている状態からの起き上がりも困難。
施術
- 妙見活法の術を掛けつつ、「椅子からの立ち上がり↔立った状態から椅子に座る」の動作を3回ずつ行う。
- 妙見活法の術を掛けつつ、院内を歩行してもらう。
- その後、妙見活法の術を掛けつつ、寝た状態からの起き上がりを行う。
施術後
一通り治療が終わった後、「椅子からの立ち上がり↔立った状態から椅子に座る」「立った状態からのしゃがみ込み」「腰の前屈動作」「歩行、歩行からのUターン」全ての動作がやや背中と腰に重さが残存するも、痛みがなく動作が出来るようになる。
当院からのメッセージ
仕事でデスクワークが多いとの事で、その時の椅子の座り方に問題があったので、正しい座り方、椅子の高さのアドバイスを行いました。
重さがまだ残存するとのことでしたが、マッサージによる機械的・人為的な刺激を加えるとそれによる筋肉損傷の症状が取れにくいことに繋がります。
しかし時間経過でどんどん減少していくのでこの場で無理に症状を取り除くことはせず、この状態で様子を見ていただくことにしました。
そのような刺激を与えなくても骨格が正常位置に戻り、筋肉の緊張が緩んでいくのが当院の妙見活法となります。