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右肩甲骨に痛みを感じる原因と考えられる疾患・対処法について

右肩甲骨の痛みの原因

「右の肩甲骨が急に痛くなって、何が原因なのか分からない」「デスクワークで右肩甲骨周りがいつも重だるい」といった悩みを抱えていませんか。

この記事では、肩甲骨の右側に痛みを引き起こす様々な原因と、それぞれの特徴的な症状について詳しく解説します。

筋肉や骨格の問題から内臓疾患、神経の圧迫まで、幅広い要因を網羅的に取り上げ、適切な対処法と医療機関受診の判断基準をお伝えします。

特に、右肩甲骨の痛みは、軽度な筋肉疲労から重篤な内臓疾患まで多岐にわたる原因が考えられるため、症状の特徴を正しく理解することが重要です。

記事を読み進めることで、右肩甲骨の痛みの対処法やセルフケア方法、痛みの程度に応じた適切な診療科の選び方、整体院での施術事例などをご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

Contents

右肩甲骨が急に痛くなる原因とその特徴

肩関節周囲炎による肩甲骨の右側に発生する痛み

右肩甲骨に急激な痛みを感じる原因は多岐にわたり、筋肉や骨格の問題から内臓疾患まで様々な要因が考えられます。

痛みの性質や発症のタイミング、随伴症状によって原因を特定することが重要で、適切な対処法を選択するための第一歩となります。

ここでは、右肩甲骨の痛みを引き起こす主要な原因とその特徴について詳しく解説します。

筋肉・骨格に関連する右肩甲骨の痛み

筋肉や骨格に起因する右肩甲骨の痛みは、最も一般的な原因の一つです。

右肩甲骨の痛みは、肩甲骨周辺の関節の可動域制限や筋肉の緊張、骨や軟骨の損傷によって引き起こされることが多く、動作時に痛みが増強する特徴があります。

特に、右肩甲骨の痛みの原因となる筋肉や骨格の主な疾患には、次のものがあります。

  • 肩関節周囲炎(五十肩)
  • 腱板断裂や肩鎖関節脱臼
  • 頚椎ヘルニアに伴う神経圧迫

以下で、それぞれの疾患について詳しく説明いたします。

肩関節周囲炎(五十肩)

肩関節周囲炎は、肩関節を取り囲む関節包や滑液包に炎症が生じる疾患で、50歳前後の中高年に多く発症することから「五十肩」とも呼ばれます。

右肩甲骨の痛みは、肩関節の動きが制限されることで周辺の筋肉に過度な負担がかかり、二次的に発生することがあります。

夜間痛が特徴的で、就寝時に痛みで目覚めることも少なくありません。

また、髪をとかす、エプロンの紐を結ぶといった日常動作が困難になる場合があります。

腱板断裂や肩鎖関節脱臼

腱板断裂は、肩甲骨と上腕骨をつなぐ4つの筋肉(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)の腱が部分的または完全に断裂する疾患です。

加齢による腱の変性や外傷によって発症し、右肩甲骨周辺に鋭い痛みや重だるさを引き起こします。

肩鎖関節脱臼は、鎖骨と肩甲骨をつなぐ関節の脱臼で、転倒や衝突などの外傷により発症します。

肩甲骨上部から鎖骨にかけて強い痛みが生じ、腕を上げる動作が困難になります。

頚椎ヘルニアに伴う神経圧迫

頚椎ヘルニアは、首の骨と骨の間にある椎間板が飛び出し、神経を圧迫する疾患です。

第6頚椎から第7頚椎にかけてのヘルニアでは、右側の神経根が圧迫されることで右肩甲骨の内側に痛みやしびれが生じることがあります。

首を特定の方向に動かしたときに痛みが増強し、腕や手指のしびれを伴うことが特徴的です。

咳やくしゃみをした際に痛みが強くなる場合もあります。

内臓疾患による右肩甲骨の痛み

内臓の疾患が原因で右肩甲骨に痛みが現れることを関連痛または放散痛と呼びます。

これは内臓と肩甲骨周辺の神経支配が共通している部分があるためで、原因となる臓器の治療が必要です。

肩甲骨の周辺が痛むからといって、必ずしも肩甲骨周辺の内臓だけが影響しているとは限りません。

特に、右肩甲骨の痛みと関連のある内臓疾患には、次のものが挙げられます。

  • 肝臓や胆のうの異常による関連痛
  • 右肺疾患(肺炎・胸膜炎など)との関係
  • 胃腸や腎臓疾患による放散痛

それぞれの疾患について、以下に詳しく説明いたします。

肝臓や胆のうの異常による関連痛

肝臓疾患や胆石症、胆のう炎などの胆道系疾患では、右肩甲骨の下角付近に鈍痛や圧迫感が現れることがあります。

特に胆石発作では、みぞおちから右上腹部の激痛と同時に右肩甲骨への放散痛が生じることが特徴的です。

食後、特に脂肪分の多い食事の後に症状が悪化する傾向があります。

黄疸や発熱、嘔吐などの症状を伴う場合は緊急性が高く、速やかな医療機関受診が必要です。

右肺疾患(肺炎・胸膜炎など)との関係

右肺の肺炎や胸膜炎では、炎症による刺激が迷走神経を通じて右肩甲骨に痛みとして現れることがあります。

深呼吸や咳をした際に痛みが増強し、発熱や咳、痰などの呼吸器症状を伴います。

胸膜炎の場合は、胸膜の炎症により鋭い胸痛と同時に肩甲骨への放散痛が生じることが多いです。

肺がんなどの悪性腫瘍でも、進行に伴い右肩甲骨に持続的な痛みが現れる場合があります。

胃腸や腎臓疾患による放散痛

十二指腸潰瘍や胃潰瘍の穿孔では、腹痛と同時に右肩甲骨に痛みが放散することがあります。

これは横隔膜の刺激による痛みの伝達が原因で、特に穿孔性潰瘍では緊急手術が必要な場合があります。

右腎臓結石や腎盂腎炎では、腰背部の痛みと共に右肩甲骨下部に鈍痛が生じることがあります。

血尿や排尿時痛、発熱などの泌尿器症状の確認が重要です。

神経や循環器に関連する右肩甲骨の痛み

神経系や循環器系の異常による右肩甲骨の痛みは、生命に関わる重篤な疾患の可能性もあるため、慎重な評価が必要です。

痛みの性質や随伴症状を詳しく観察し、緊急性の判断を行うことが重要です。

特に右肩甲骨の痛みと関連する神経や循環器系の症状は次の通りです。

  • 肋間神経痛にみられる鋭い痛み
  • 胸郭出口症候群による神経圧迫
  • 狭心症・心筋梗塞における肩甲骨への関連痛

以下に、それぞれの症状を詳しく説明いたします。

肋間神経痛にみられる鋭い痛み

肋間神経痛は、肋骨に沿って走行する肋間神経の炎症や圧迫により生じる神経痛です。

右側の肋間神経が障害されると、肋骨に沿った鋭い痛みが右肩甲骨まで放散することがあります。

深呼吸や体位変換、咳やくしゃみで痛みが増強し、電気が走るような鋭い痛みが特徴的です。

帯状疱疹後神経痛として発症する場合もあり、皮膚の水疱や発疹の既往歴の確認が重要です。

胸郭出口症候群による神経圧迫

胸郭出口症候群は、鎖骨と第一肋骨の間のスペースで神経や血管が圧迫される疾患です。

腕神経叢の圧迫により、右肩甲骨周辺から腕にかけてのしびれや痛み、脱力感が生じます。

腕を上げる動作や重いものを持つ際に症状が悪化し、手指の冷感や色調変化を伴うことがあります。

なで肩の女性や筋肉質の男性に多く見られる傾向があります。

狭心症・心筋梗塞における肩甲骨への関連痛

狭心症や心筋梗塞では、胸部の圧迫感や締め付けるような痛みと同時に、左側だけでなく右肩甲骨にも痛みが放散することがあります。

特に糖尿病患者や高齢者では典型的な胸痛を呈さず、肩甲骨の痛みのみが症状として現れる場合があります。

安静時にも症状が持続し、冷汗や吐き気、息切れなどの随伴症状を伴う場合は緊急性が高いです。

労作時に症状が増強し、安静で軽減する場合は狭心症の可能性があります。

日常生活に潜む右肩甲骨の痛み

現代社会の生活習慣により引き起こされる右肩甲骨の痛みは、予防可能な要因が多く含まれています。

日常の姿勢や動作パターンを見直すことで、症状の改善や予防につながります。

日常生活において右肩甲骨に痛みをもたらす要因となるものは次の通りです。

  • 長時間のデスクワークによる肩甲骨負担
  • 猫背・巻き肩と肩甲骨周囲の筋緊張
  • 利き腕の使用頻度と筋バランスの偏り

以下に、それぞれの要因について詳しく説明いたします。

長時間のデスクワークによる肩甲骨負担

長時間のパソコン作業やデスクワークでは、前かがみの姿勢が持続することで肩甲骨周辺の筋肉に過度な負担がかかります。

特に右手でマウス操作を行う際、右肩甲骨が前方に引っ張られる状態が続き、肩甲骨内側の筋肉に緊張が生じます。

モニターの高さや位置が適切でない場合、首や肩の筋肉にさらなる負担がかかり、痛みが増強します。

1時間に1回程度の休憩を取り、肩甲骨を動かすストレッチを行うことが予防に有効です。

猫背・巻き肩と肩甲骨周囲の筋緊張

猫背や巻き肩の姿勢では、肩甲骨が外側に開いた状態で固定され、肩甲骨を内側に引き寄せる筋肉が常に引き伸ばされます。

この状態が長時間続くと、筋肉の疲労や微細損傷により痛みが生じます。

特に菱形筋や中部僧帽筋といった肩甲骨内転筋の機能低下が問題となります。

スマートフォンの長時間使用も同様の姿勢を助長し、症状を悪化させる要因となります。

利き腕の使用頻度と筋バランスの偏り

右利きの人では、日常生活の大部分で右腕を優先的に使用するため、左右の筋肉バランスに偏りが生じやすくなります。

右肩甲骨周辺の筋肉が過度に使用され、疲労や緊張が蓄積しやすい状態となります。

スポーツや職業において反復動作が多い場合、特定の筋肉群に過負荷がかかり、痛みの原因となります。

左右のバランスを意識した運動や、非利き手の活用により症状の予防や改善が期待できます。

右肩甲骨の痛みに対する治療法

鎮痛薬による肩甲骨の右側に発生する痛みの抑制

右肩甲骨の痛みは、姿勢の悪化や筋肉の緊張、神経の圧迫など多くの要因から発生します。

放置せずに適切な治療を受けることで、症状の悪化を防ぎ、早期の回復が期待できます。

ここでは、病院や医療機関で受けられる主な治療法について解説します。

専門的治療

整形外科や整骨院では、痛みの原因に応じて適切な処置が行われます。

筋肉や関節の異常がある場合は、物理療法(電気治療・超音波・牽引など)や理学療法士によるリハビリテーションが推奨されます。

また、肩甲骨の可動域を広げるためのマッサージや整体施術も効果的です。

症状が神経や内臓から来ている場合は、内科的な検査も必要となります。

薬物治療

痛みや炎症を抑えるために、医師が処方する鎮痛薬(NSAIDs)や筋弛緩薬が使用されます。

急性の痛みには経口薬や外用薬(湿布・塗り薬)が効果的で、症状が強い場合には注射によるブロック療法も選択肢となります。

ただし、薬に頼りすぎるのではなく、根本原因へのアプローチと併用することが重要です。

自宅で実践できる右肩甲骨のセルフケア

ストレッチによる肩甲骨の右側の痛みの緩和

医療機関を受診するほどではない軽度な痛みや、再発予防にはセルフケアが効果的です。

日常生活の中で無理なく取り入れられるケア方法を知ることで、痛みの改善と予防に役立てましょう。

日常生活で無理なく続けられる方法を中心に、効果的なセルフケアをご紹介します。

安静にする

まず大切なのは、右肩甲骨の痛みが強い時は無理に動かさず安静を保つことです。
 特に急性の炎症が疑われる場合は、できるだけ肩を動かさず、痛みを悪化させないように注意しましょう。
 痛みが軽減するまでは、重い荷物を持ったり無理な姿勢を避けることが重要です。

肩甲骨ストレッチと肩まわし体操の方法

肩甲骨周りの筋肉をほぐし、可動域を改善するストレッチは、右肩甲骨の痛み緩和に効果的です。

デスクワークによる筋緊張や姿勢の悪化が原因の場合、特に有効とされています。

主なストレッチ方法は以下の通りです。

運動名り方注意点
肩甲骨寄せ運動①椅子に座った状態で背筋を伸ばし、両腕を体の横に下ろします。
②肩甲骨を背骨に向けて寄せるように意識しながら、胸を張る動作を5秒間キープします。
③これを10回程度繰り返す
痛みがある時は無理をしない
肩甲骨回し運動①肩に手を置き、肘で大きな円を描くように前後にゆっくりと回します
②前回し・後回しをそれぞれ10回ずつ行います
大きく動かしすぎない
壁胸郭ストレッチ①壁の前に立ち、右手を肩の高さで壁につけます
②体を左にひねりながら右胸の筋肉を伸ばし、30秒間キープ
呼吸を止めない

温熱療法と冷却療法の適切な使い分け

右肩甲骨が痛む場合には、温熱療法や冷却療法によるアプローチが効果的です。ただし、温熱療法と冷却療法は、痛みの種類や原因によって使い分けることが重要です。

適切に使用することで、血行促進や炎症の抑制効果が期待できます。

温熱療法が適している場合

慢性的な肩甲骨の痛みや筋肉の緊張による痛みには、温熱療法が効果的です。

セルフケアで温熱療法を行う方法としては、入浴時の温かいお湯や、市販の温湿布、カイロなどを使用します。

温めることで血行が促進され、筋肉の緊張がほぐれやすくなります。

ただし、炎症が強い急性期には使用を避け、炎症が落ち着いてから行います。

冷却療法が適している場合

一方、急性の痛みや炎症を伴う場合は、冷湿布や氷嚢を使用した冷却療法が適しています。

冷却療法は、外傷による肩甲骨周りの炎症や、急激に生じた強い痛みに対して効果があります。

冷却を行う場合は、15~20分程度の冷却を1日数回行い、炎症と痛みの軽減を図ります。

その際、冷やしすぎによる凍傷を防ぐため、直接肌に当てず、タオルで包んで使用します。

使い分けの目安

痛みが発生してから48時間以内は炎症期とされ、冷却療法が推奨されます。

その後は慢性期として、温熱療法に切り替えることが一般的です。

その他にも「ズキズキした痛み」や「熱感」がある場合は冷却、「重だるさ」や「凝り感」がある場合は温熱を選ぶとよいでしょう。

痛みの原因がはっきりしないときは、無理をせず医療機関に相談するのが安心です。

上記のように痛みの種類による使い分けの目安のほか、痛みが発生してからの経過時間により温熱療法なのか、冷却療法なのかを判断することもあります。

痛みが発生してから48時間以内は炎症期とされ、冷却療法が推奨されます。

その後は慢性期として、温熱療法に切り替えることが一般的です。

判断に迷う場合は、医療機関で適切な指導を受けることをお勧めします。

無理に動かさないようにする注意点

セルフケアを行う際は、痛みを悪化させないための注意点を守ることが重要です。

適切な範囲での運動やケアを心がけ、症状の改善を図ります。

注意点対応する内容備考
痛みの強い時期・激しい痛みがある場合は、無理な運動やストレッチは控えます。
・安静を保ち、痛みが和らぐのを待ってからセルフケアを開始します。
内臓疾患が疑われる場合は、速やかに医療機関を受診してください
運動時・ストレッチや体操は、痛みの範囲内でゆっくりと行います
・反動をつけたり、急激に動かしたりすることは避けましょう
・呼吸を止めずに、自然な呼吸を続けながら実施します
運動後に痛みが増強する場合は、一旦中止して医師に相談してください
日常生活・重い荷物を持ち上げる際は、両手で持つか、左右のバランスを考慮しましょう
・デスクワーク中は、1時間に1回程度の頻度で姿勢を変え、軽い肩回し運動を行いましょう
症状が改善しない場合や悪化する場合は、自己判断せず専門医の診察を受けることが重要です

医療機関を受診すべきタイミングと診療科の選び方

肩甲骨の右側に発生する痛みの症状による受診タイミングの判断の仕方

右肩甲骨の痛みは様々な原因で発生するため、適切な診療科の選択と受診タイミングの判断が重要です。

セルフケアで改善しない場合や、特定の症状が現れた際は専門医による診断が必要となります。

以下のような症状が現れた場合は、速やかに医療機関を受診することが重要です。

緊急度症状考えられる疾患診療科対応
緊急・突然の激しい痛み
・冷や汗
・動悸
心筋梗塞、狭心症循環器内科救急車を呼ぶ
早急発熱と右肩甲骨痛の組み合わせ肝炎、胆のう炎内科(消化器内科)24時間以内に受診
早急・肩の可動制限や特定の姿勢
・動作で増悪する肩甲骨痛
筋骨格系や関節・神経の問題が疑われる整形外科24時間以内に受診
早急手や腕のしびれを伴う痛み頚椎ヘルニア、神経圧迫整形外科または神経内科数日以内に受診

セルフケアを1週間程度続けても改善しない痛みについても、医療機関での診察を検討してください。

特に、痛みが段階的に悪化している場合や、日常生活に支障をきたす程度の痛みが続く場合は早期受診が推奨されます。

それぞれ詳しく解説いたします。

循環器・内科・整形外科の適切な使い分け

右肩甲骨の痛みを診てもらう診療科は、伴う症状によって適切に選択する必要があります。

循環器内科を受診すべき症状

以下の症状がある場合は循環器内科での診察が適切です。

  • 胸の圧迫感や息苦しさを伴う肩甲骨痛
  • 階段昇降時や運動時に悪化する痛み
  • 冷や汗や吐き気を伴う症状
  • 左胸から右肩甲骨にかけての放散痛

これらの症状は狭心症や心筋梗塞の可能性を示唆するため、心電図検査や血液検査による迅速な診断が必要です。

内科を受診すべき症状

内臓疾患による関連痛が疑われる場合は内科での診察が推奨されます。

  • 食後に悪化する右肩甲骨痛
  • 発熱や黄疸を伴う症状
  • 腹痛や消化器症状との併発
  • 咳や痰を伴う肩甲骨周囲の痛み

肝臓、胆のう、腎臓などの内臓疾患による関連痛の可能性があるため、血液検査や画像検査による詳細な検査が行われます。

整形外科を受診すべき症状

筋骨格系の問題が原因と考えられる場合は整形外科での診察が適切です。

  • 肩や腕の動きに伴って悪化する痛み
  • 特定の姿勢で痛みが増強する
  • 筋肉のこわばりや可動域制限を伴う
  • 外傷歴がある場合の持続的な痛み

X線検査やMRI検査により、骨や関節、軟部組織の状態を詳しく調べることができます。

複数の原因が絡むケースでの専門医の選定

右肩甲骨の痛みは複数の要因が重複している場合があり、適切な専門医の選定が重要になります。

初診での診療科選択のポイント

症状の特徴を整理して、最も可能性の高い原因に対応する診療科から受診を開始することが効率的です。

痛みの性質、発症のきっかけ、伴う症状を明確に医師に伝えることで、適切な診断へつながります。

セカンドオピニオンの活用

初回の診察で明確な診断がつかない場合や、治療効果が見られない場合は、セカンドオピニオンの活用を検討してください。

特に複数の診療科にまたがる可能性がある症状では、総合病院での包括的な診察が有効な場合があります。

かかりつけ医との連携

普段から通院しているかかりつけ医がいる場合は、まず相談してから専門医への紹介を受けることも一つの方法です。

患者の既往歴や服薬状況を把握しているかかりつけ医による判断は、適切な専門医選択の助けになります。

また、検査結果の共有や治療方針の決定において、かかりつけ医との連携は継続的なケアのために重要です。

当治療院が行う肩甲骨の痛み改善のアプローチ

月辰会による肩甲骨の右側に生じる痛みの改善アプローチ

当院では、内臓由来の右肩甲骨痛に対しても施術が可能です。

1つの症例として人間ドッグで「8mmの胆嚢ポリープ・胆石」が見つかり、3か月後に再検査をした際にいずれも大きくなっていれば摘出手術と言われた方が来院し、その時には右肩甲骨付近にも重さを訴えておりました。

2週間に1回の間隔で3か月間施術を行い、右肩甲骨の重さは2回目の施術で無くなり、以降は内臓調整を行い3か月後の検査に臨んだところ、ポリープも胆石も消えていたとの事でした。

妙見活法はその人の自然治癒力を高める治療なので、自分の不具合個所を自己修復できる状態になるのです。

あらかじめ医療機関で診断を受けた緊急性を伴わない内臓由来の右肩甲骨の症状にも、このように関連する各内臓の機能を上げる妙見活法もございますので、一度ご相談いただけましたらと思います。

また整形外科領域の骨格筋由来である肩甲骨の右側にだけ痛みが走った場合の施術として、大元の原因となる骨盤から調整を行います。

当院の妙見活法整体にて、骨盤へのアプローチを施し、前後・上下に捻れている骨盤を本来のあるべき場所へと戻していきます。

また、骨盤と同時に背骨の歪みも調整します。

背骨へのアプローチも当院独自の手法にて、人それぞれで異なる原因を探り出し、正しい背骨の角度へ調整し、痛みを根本から改善していきます。

猫背や巻き肩などの姿勢由来の右の肩甲骨の痛みに関しては、その場で姿勢の変化を体感できる瞬間姿勢矯正の妙見活法がございますのでこちらもお気軽にご相談いただけましたらと思います。

当治療院の左側にある肩甲骨の痛み改善事例

CASE1:デスクワークによる首こり・ストレートネック・肩こりの改善例

市川市お住まいの男性の肩甲骨の右側に発生した痛みの改善事例
項目詳細
症状頚部・僧帽筋の筋緊張著明
頚部右回旋制限・右側屈制限
年齢・性別37歳・男性
お住まい千葉県市川市
治療内容妙見活法整体

CASE2:立ち仕事による背中・肩・首のコリ

船橋市の男性の肩甲骨右側に生じていた痛みの改善事例
項目詳細
症状右の背部・僧帽筋・首の起立筋が連なって緊張
重心のかかり方が右側のほうに極端に強い
年齢・性別53歳・男性
お住まい東京都小平市
治療内容妙見活法整体

まとめ

症状に応じた対処を行った肩甲骨の右側の痛みの解放

右肩甲骨の痛みは筋肉や骨格の問題だけでなく、肝臓や胆のう、肺などの内臓疾患が原因となることもあります。

デスクワークや猫背などの日常生活の習慣も大きく影響するため、適切なストレッチや姿勢改善が重要です。

痛みが続く場合や呼吸困難を伴う場合は、整形外科だけでなく内科や循環器科での検査も必要になることがあります。

自己判断せず、専門医による適切な診断を受けることが症状改善への近道です。

肩甲骨の痛み の根本治療の整体院なら千葉県習志野市の「月辰会活法整体」

  • 月辰会活法整体院
  • 住所:〒275-0016 千葉県習志野市津田沼4丁目1−25 Ⅶ C号棟 ダイワティアラ津田沼2
  • 電話番号:047-454-0001
  • HP:https://gessinkai-kappou.com/
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この記事の監修者

習志野市の整体治療院「月辰会活法整体院」代表の栴檀妙乗

栴檀妙乗

柔道整復専門学校卒業後、国家資格「柔道整復師免許」取得。
整骨院・接骨院(個人・グループ店含め)10年勤務し分院長を経験。その後、整形外科にて10年勤務しリハビリ主任を経験。
生活習慣病・慢性疾患に対する栄養学・治療テクニックを習得し、2010年に千葉県浦安市に「せんだん接骨院」を開業。
令和元年に千葉県習志野市に「月辰会活法整体院」をリニューアルオープン。
・資格:柔道整復師・生活習慣病予防指導士
・メディア等:健康雑誌「月刊わかさ」にて、『全国の凄腕達人20人』の一人として複数掲載。