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腰椎椎間板ヘルニアの治し方とは?原因から治し方、やってはいけないことまで解説

腰椎椎間板ヘルニアの治し方

つらい腰痛やしびれにお悩みではありませんか?

その症状はもしかしたら、「腰椎椎間板ヘルニア」かもしれません。

人体の構造上、腰には負担がかかりやすく、何気ない動作や姿勢のクセが原因で、痛みを引き起こすことがあります。

痛みが続くと日常生活への影響も大きいため、一刻も早く腰の不調を治したいと考える方も多いでしょう。

今回は、そんなつらい症状を引き起こすヘルニアの原因から治し方、腰椎椎間板ヘルニアの発症時にやってはいけないことを詳しく解説します。     

椎間板ヘルニアとは

椎間板ヘルニアの原因

人間の背骨は頚椎(7個)、胸椎(12個)、腰椎(5個)の計24個の「椎骨」が、積みあがるような形をしています。

そして、椎骨と椎骨の間にはクッションの役割を果たす「椎間板」があり、その内部には「髄核」というゼリー状の組織があります。

椎間板ヘルニアは、この椎間板内部の「髄核」が変性して飛び出し、神経を圧迫することで痛みやしびれが起きる病気です。

この椎間板ヘルニアの種類は、首や胸、腰など、症状の出た部位によって、以下のように区別されます。

  • 頚椎椎間板ヘルニア
  • 胸椎椎間板ヘルニア
  • 腰椎椎間板ヘルニア

今回は、中でも頻出しやすいとされる「腰椎椎間板ヘルニア」について紹介します。

腰椎椎間板ヘルニアの診断方法は?

腰椎椎間板ヘルニアの診断方法と種類

腰椎椎間板ヘルニアは医師による診察と、レントゲンやMRI検査などで診断されます。

とくに、腰椎椎間板ヘルニアの部位や程度を正確に判断するために、MRI検査は欠かせません。

なお、ごく小さいヘルニアは、MRI検査をしても見えにくいことがあります。

その場合には、造影剤を使用した検査やCT検査を組み合わせて診断します。

このように医師による問診や診察、検査を組み合わせて腰椎椎間板ヘルニアの程度を診断します。

腰椎椎間板ヘルニアの症状

坐骨神経痛や腰痛を伴うヘルニアの症状

腰椎椎間板ヘルニアは部位によって、痛みの出る場所が変わります。

以下に、腰椎椎間板ヘルニアの代表的な症状を詳しく紹介します。

<症状①>腰痛やしびれなどの「坐骨神経痛」が起きる

腰椎椎間板ヘルニアの代表的な症状は「坐骨神経痛」と呼ばれる、痛みやしびれです。

神経が圧迫されることによって、腰やお尻、脚にかけて痛みやしびれが起こります。

ヘルニアの場所によっては、電気が走るような痛みや、夜も眠れないほどの神経痛があらわれることもあり、人によって症状の程度はさまざまです。

しかし、ヘルニアの大きさと症状の有無に関係はなく、大きいヘルニアがあっても自覚症状がないこともあります。

<症状②>知覚障害や排尿障害があると危険

症状が悪化すると、首や太ももに力が入らない麻痺症状や、排尿・排便障害が起きる可能性があります。

治療が遅れて、長時間神経の圧迫が続くと、回復後も障害が残ることがあるので注意が必要です。

厚労省のガイドライン(※1)では、排尿・排便障害がある場合は早期の手術が望ましいとされています。
※1:腰椎椎間板ヘルニア診察ガイドライン2021

しびれが消えない、尿が出にくい、このような症状があれば、すぐに専門医に相談して精密検査を受けてください。

腰椎椎間板ヘルニアの原因

腰椎椎間板ヘルニアを引き起こす原因となる喫煙

腰椎椎間板ヘルニアの一般的な原因として、以下のようなものが挙げられます。

  • 姿勢や動き
  • 喫煙
  • 加齢

これらが痛みやしびれを起こす主な原因です。

以下で、それぞれについてより詳しくみていきまししょう。

姿勢や動き

座る、立ったまま前かがみになる、このような姿勢や動きは腰椎椎間板に強い圧力を与えることになり、なんと体重の約2.5倍もの力がかかると言われています。

喫煙

腰椎椎間板周辺の毛細血管の収縮を引き起こす要因になります。

その結果、腰椎椎間板がもろくなり、ヘルニアを起こすリスクが高まります。

このように、腰椎椎間板ヘルニアの原因はさまざまなため、多くの年代で発症しやすい病気と言えるでしょう。

また意外なことに、腰椎椎間板ヘルニアの発症者は20~40歳代の若い世代に多いのが特徴です。

加齢

加齢を原因とする椎間板の老化も椎間板ヘルニアの原因になります。

椎間板は、中心部に髄核というゼリー状の柔らかい組織があります。加齢によって椎間板が老化すると、この髄核の組織が破れ、周囲の神経を圧迫することがあります。

腰椎椎間板ヘルニアの治し方は?

腰椎椎間板ヘルニアの症状を和らげる内服治療

腰椎椎間板ヘルニアの治療には、保存的治療と手術があります。

それぞれ詳しくみていきましょう。

保存的治療

腰椎椎間板ヘルニアは6ヶ月程度で自然に症状が軽くなることが多いため、まずは対症療法的な保存的治療から始めるのが一般的です。

具体的な治療方法には、以下のようなものがあります。

  • 経過観察 
  • 内服治療(鎮痛剤など)
  • ブロック注射(局所麻酔薬など)
  • 装具療法(コルセットなど)
  • 理学療法(牽引など)

痛みだけの場合は、鎮痛剤の投与で経過観察します。

保存的療法はヘルニアそのものにアプローチする方法ではなく、あくまで症状を緩和することが目的です。

動けないほどの強い痛みがなければ、腰や足の筋力を弱めてしまわないように、できる範囲で動かすと回復が早まります。

手術

手術の基本は、神経に当たっているヘルニアを切除することです。

手術用顕微鏡や、内視鏡で直接原因を取り除くことができるため、即座に痛みを和らげることができます。

その他には、ヘルニアに近い椎間板組織を取り出す方法や、保険適応外のレーザー治療などがあります。

それぞれにメリット・デメリットがあるため、症状に合わせて医師と相談して治療方針を決めましょう。

ただし、腰椎椎間板ヘルニアで手術が必要になる可能性は低く、保存的治療で約9割が回復するとされています。

腰椎椎間板ヘルニアでやってはいけないこと

腰椎椎間板ヘルニアで傷みがあるときにとってはいけない行動

腰椎椎間板ヘルニアで気をつけなければならない動きは以下の2点です。

  • 中腰や腰を反る姿勢
  • もろくなった部分に過度に負担がかからないようにする

以下で、それぞれについて詳しく解説します。

中腰や腰を反る姿勢

特に注意が必要なのは、中腰や腰を反る姿勢です。

例えば、床に落ちているものを拾う時は膝を曲げて腰を落として屈む、高い場所にあるものを取る時は腰を反らさずに背筋を伸ばすようにしてください。

もろくなった部分に過度に負担がかからないようにする

腰椎椎間板ヘルニアを発症して損傷した組織は、完全に元通りになることはありません。

痛みがある時はもちろん、しばらくして症状がなくなったように感じても、もろくなった部分に過度に負担がかからないように注意しましょう。

腰椎椎間板ヘルニアの予防・再発防止のためにできること

腰椎椎間板ヘルニアを再発させないための方法

腰椎椎間板ヘルニアの予防・再発防止に重要なのが、再発しにくい体づくりです。

ストレッチや筋トレ、整体院でのケアなど、生活スタイルに合わせて続けやすい方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。

ストレッチや筋トレ

背筋・腹筋の柔軟性の低下は、痛みを引き起こす原因になります。

筋肉が凝り固まって周辺の血行が滞ると、溜まった老廃物が神経に刺激を与え、発痛物質が生成されやすくなるためです。

ストレッチは筋肉の柔軟性をアップさせ、血行を促進させます。

筋肉に酸素や栄養素が届きやすくなると、老廃物が減少し痛みの緩和が期待できます。

また、筋トレで、腰部周辺をしっかり支えられる天然のコルセットを鍛えるのも効果的です。

鍵になるのが、お腹の奥にある「腹横筋」という筋肉で、姿勢や内臓の位置を安定させる役割があります。

整体院での施術

自分で運動やストレッチを続けるのが難しい場合は、整体院の利用がおすすめです。

整体院ではひとりひとりの状態に合わせて、固くなりがちな筋肉をほぐすマッサージや、姿勢のクセを治す矯正メニューが用意されているので、再発防止の効果が期待できます。

また、予防だけでなく、整体院では腰椎椎間板ヘルニアの保存的療法も行っています。

整体院での腰椎椎間板ヘルニアの治療方法とは

整体院による腰椎椎間板ヘルニアの治療方法

整体院では以下のような治療を行います。

  • マッサージ
  • ストレッチ
  • 骨格矯正
  • 牽引治療
  • 電気治療

中には、マッサージなどの手技だけでなく、牽引や電気治療を行っている整体院もあります。

牽引治療は、腰椎などを牽引して神経の圧迫を軽減する方法です。

一方、電気療法は、患部を温めて血行改善や痛みの緩和を目的に行われます。

このように、椎間板ヘルニアの治療法は整体院によって異なるため、治療実績や施術メニューを参考に選ぶことをおすすめします。

また、姿勢矯正を得意としている整体院であれば、腰椎椎間板ヘルニアの原因である姿勢のクセを矯正することも可能です。

長い目でみて、腰椎椎間板ヘルニアの予防や再発防止を考えているのであれば、整体院を選ぶメリットがあるでしょう。

当治療院が行うヘルニア改善アプローチ

月辰会が行う腰椎椎間板ヘルニアの改善アプローチ

腰椎椎間板ヘルニアは、骨盤の捻じれ・腰骨の捻れが長期に渡って続くことで、一部の腰骨に外力が集中し、耐えきれず損傷した状態と考えております。

そこで当治療院では、腰椎椎間板ヘルニアの直接的な原因である骨盤と腰骨のゆがみを解除していきます。

骨盤の捻じれポイントを独自の施術方法で調整し、上下や前後に歪んでいた骨盤をリセットします。

腰骨の調整では、腰骨を本来の角度に戻るよう独自の施術方法でアプローチすることで腰椎椎間板ヘルニアとなっている腰骨付近の椎間板に対する圧力を解除します。

当治療院の腰椎椎間板ヘルニア改善事例

CASE 1:病院にいっても治らなかった脚のシビレ

千葉県浦安市の腰椎椎間板ヘルニアの整体治療
症状腰痛 偏頭痛
脚の痺れ
年齢・性別32歳・女性
お住まい浦安市
治療内容妙見活法整体

CASE 2:手術後入院中から再発した腰のヘルニア

千葉県千葉市の腰椎椎間板ヘルニアの整体治療
症状左脚太もも後面に痛み
腰起立筋・殿筋・左ハムストリングスに筋緊張
年齢・性別39歳・女性
お住まい千葉市
治療内容妙見活法整体

当整体院の腰椎椎間板ヘルニアの改善の治療アプローチについて、以下の症状別メニューでも詳しく解説しております。

つらい腰椎椎間板ヘルニアの痛みには整体院での緩和的ケアも有効

腰椎椎間板ヘルニアの根本的な原因から改善

腰椎椎間板ヘルニアは誰にでも起こる可能性のある身近な病気です。

その原因は、遺伝や加齢、座る、屈むといった日常的な動作・姿勢などさまざまで、幅広い年代の患者がいます。

まだ若いから大丈夫、というわけではないため、日頃の姿勢や生活習慣に気を配り、腰に負担をかけないようにしましょう。

腰椎椎間板ヘルニアの治療は対症療法で痛みを緩和し、自然に症状が軽くなるのを待つのが基本です。

そのため、軽い症状であれば、整体院でも治療を受けられます。

「姿勢を改善して根本原因を取り除きたい」という場合には、再発防止を見据えて、整骨院での矯正や治療を検討してみてはいかがでしょうか。

腰椎椎間板ヘルニアの根本治療の整体院なら千葉県習志野市の「月辰会活法整体」

  • 月辰会活法整体院
  • 住所:〒275-0016 千葉県習志野市津田沼4丁目1−25 Ⅶ C号棟 ダイワティアラ津田沼2
  • 電話番号:047-454-0001
  • HP:https://gessinkai-kappou.com/
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この記事の監修者

習志野市の整体治療院「月辰会活法整体院」代表の栴檀妙乗

栴檀妙乗

柔道整復専門学校卒業後、国家資格「柔道整復師免許」取得。
整骨院・接骨院(個人・グループ店含め)10年勤務し分院長を経験。その後、整形外科にて10年勤務しリハビリ主任を経験。
生活習慣病・慢性疾患に対する栄養学・治療テクニックを習得し、2010年に千葉県浦安市に「せんだん接骨院」を開業。
令和元年に千葉県習志野市に「月辰会活法整体院」をリニューアルオープン。
・資格:柔道整復師・生活習慣病予防指導士
・メディア等:健康雑誌「月刊わかさ」にて、『全国の凄腕達人20人』の一人として複数掲載。