腰痛は日常生活を送るうえで大きな悩みの種になりがちです。
特に、腰痛が慢性化してしまうと、仕事や家事・育児などに支障をきたし、精神的にもつらい状態が続くことがあります。
そんなときに思い浮かぶ施術方法として、整体と鍼(はり)が代表的な治療法の選択肢として挙げられます。
しかし、いざ施術を受けようと思うと「整体と鍼はどう違うのか」「自分の症状にはどちらが合っているのか」と悩む方は多いのではないでしょうか。
本記事では、整体と鍼の基本情報やそれぞれの特徴、腰痛の症状別にどちらの施術を選ぶべきかを分かりやすく解説していきます。
また、整体と鍼の両方を併用するメリットや、施術を受けるときのポイントなども詳しく紹介しますので、ぜひ腰痛に悩む方は参考にしてみてください。
Contents
整体とは?鍼とは?それぞれの特徴
腰痛対策としてよく選ばれる「整体」と「鍼」は、どちらも体のバランスを整える手技ではありますが、その理論や施術方法、得意とするアプローチには違いがあります。
ここでは、それぞれの施術の定義や特徴を確認しておきましょう。
整体とは?
整体とは、体の歪みやズレを整えて、骨格や筋肉のバランスを正しい位置に戻し、自然治癒力を高める施術法の総称です。
施術者の手技により、筋肉や関節にアプローチして痛みを和らげたり、体の可動域を広げたりすることを目的とします。
整体施術の主な種類
整体には、実にさまざまな流派や施術法があります。
主に以下のような種類が存在しますが、これらは一例で、施術院によって独自の手技を組み合わせているケースも多く見られます。
- カイロプラクティック系の整体
脊椎(背骨)の矯正を中心に、神経の圧迫を取り除くことを目的とする技法。
アメリカ発祥のカイロプラクティックの理論をベースにしている。 - オステオパシー系の整体
骨・筋肉・内臓・神経などを総合的に診て、体全体の調整を行う技法。
ヨーロッパで発祥し、ややソフトな施術法であることが多い。 - 日本伝統の整体術
指圧やあん摩などの要素が取り入れられ、経絡(けいらく)やツボの概念を大切にした施術も含まれる。
整体治療の主なの効果
整体治療では、骨格と筋肉のバランスを整えることで、以下のような効果が期待できます。
- 痛みやこりの軽減
歪んだ骨格が正しい位置に戻ることで、筋肉への負担が減少し、腰痛をはじめとした痛みが軽くなることがあります。 - 姿勢の改善
日常の姿勢が良くなることで、今後の腰痛予防にもつながります。 - 関節可動域の拡大
背骨や骨盤まわりの動きがスムーズになり、スポーツや日常動作でのパフォーマンス向上が期待できます。 - 自律神経の調整
体の歪みが整うと神経伝達がスムーズになり、睡眠の質が向上したり、疲れにくい体づくりにつながるとされます。
鍼とは
鍼(はり)とは、主に東洋医学の理論に基づいて、体表にあるツボ(経穴)に非常に細い鍼を刺入することで、痛みや不調を軽減したり体のバランスを整えたりする施術法を指します。
鍼灸師は国家資格を持ち、東洋医学と西洋医学の両面から身体を評価し、ツボに刺激を与えることで自然治癒力を高めることを目指します。
鍼治療の主な種類
鍼治療には、使用される手技や理論によっていくつか種類があります。
- 伝統的な東洋医学系の鍼
気血(きけつ)の流れや五行説などの理論に基づき、経絡に沿った鍼の打ち方を行う。
全身のバランスを整える施術が中心。 - 現代医学的アプローチの鍼
西洋医学の解剖学や生理学をベースに、筋肉や神経に対して直接的にアプローチする手技。
トリガーポイント鍼療法などがこれに含まれる。 - 美容鍼
主に顔のツボや筋肉にアプローチし、リフトアップや血行促進を目的に施術する。
腰痛とは直接関係が薄いが、全身をケアする一環として取り入れる治療院もある。
鍼治療の主な効果
鍼治療では、以下のような効果が期待できます。
- 痛みの緩和
鍼の刺激が神経に作用し、痛みを抑制する物質(エンドルフィンなど)が分泌されると考えられています。 - 血行促進
刺激を与えたツボ周辺の血流が良くなり、筋肉のこりやむくみの改善につながりやすいとされます。 - 筋緊張の緩和
ピンポイントでツボにアプローチできるため、深部の筋肉の緊張をほぐすのに向いているとされています。 - 自律神経の調整
ツボへの刺激がリラックス反応を引き起こし、ストレス軽減や睡眠改善に役立つ場合もあります。
整体と鍼の主な違い
整体と鍼には共通点も多いですが、実際には理論や施術方法、資格などが異なります。
それぞれの施術を受ける際に、「どんな施術をされるのか」「保険は使えるのか」などのポイントを把握しておくことは大切です。
施術方法による違い
- 整体の施術アプローチ
手技を中心に、骨格や筋肉に対してアプローチします。
筋肉をほぐしたり、骨盤や背骨の矯正を行うことで、体の歪みを整えていくスタイルが一般的です。
痛みを軽減させるだけでなく、姿勢改善や全身のバランス調整なども期待できます。 - 鍼治療のアプローチ
細い鍼を用いてツボに刺激を与え、筋肉や神経、血行に働きかけます。
局所的な痛み緩和に効果が高いとされ、深部の筋肉のこりにもアプローチしやすい特徴があります。
資格と専門性での違い
- 整体
国家資格ではなく、民間資格や独自の修了証を持った施術者が多く存在します。
ただし、カイロプラクティックやオステオパシーなど海外での資格を取得しているケースもあります。
有名な整体スクールや専門機関で学んでいる施術者かどうか、経験や口コミなども含めて総合的に判断する必要があります。 - 鍼灸院
鍼灸師は国家資格(はり師・きゅう師免許)を取得していることが前提です。
東洋医学や西洋医学の基礎知識を学んだうえで施術を行うため、体の内部機能や経絡に対する知識が豊富なことが多いです。
保険が適用されるかの違い
- 整体
一般的には保険適用外となる場合がほとんどです。
ただし、一部の接骨院(柔道整復師の資格を持つ)や整骨院では、骨折や捻挫など外傷が明確な場合に保険適用となるケースがあります。
腰痛の場合は、慢性的な症状では保険適用が難しいことが多いです。 - 鍼
医師の同意書があれば、鍼灸治療が保険適用となることがあります。
保険適用を受けるためには診断書や同意書などが必要で、適用範囲は限られる場合が多いので、事前に施術院や医療機関に確認することが大切です。
腰痛の種類における整体・鍼の選び方
腰痛と一口に言っても、その原因や症状、痛みの程度は人によって大きく異なります。
ここでは、代表的な腰痛の種類ごとに、整体と鍼で期待できる効果やおすすめの施術法を見ていきましょう。
筋肉の張り症状による腰痛
長時間のデスクワークや立ち仕事、運動不足などにより、筋肉のコリや張りが原因となる腰痛が起こることがあります。
整体による筋肉の張り症状に期待できる効果
整体では、筋肉の緊張をほぐし、骨格や関節の動きをスムーズにすることで血流を改善し、痛みを緩和できます。
特に骨盤矯正や姿勢改善に重点を置く施術が得意で、筋肉の張りを根本から取り除くアプローチが期待できます。
鍼灸による筋肉の張り症状に期待できる効果
鍼灸では、ピンポイントで緊張している筋肉やツボを刺激し、深部の筋肉のこりを効率的に和らげます。
筋肉内部の血流を促進し、コリの原因を取り除く効果が期待できます。
また、鍼の鎮痛作用により、即効性を感じることもあります。
筋肉の張り症状による腰痛は整体と鍼のどちらがおすすめ?
筋肉の張りによる腰痛の場合、どちらも有効ですが、表層と深層の筋肉に対して効率的にアプローチしたい場合は鍼が向いているとも言えます。
一方で、長年の姿勢の崩れや骨盤の歪みが原因であれば、整体で骨格から整えることも効果的です。
軽い筋肉のコリであれば、整体でも十分に改善が見込めますし、深層部までしっかりとケアしたい場合は鍼も検討すると良いでしょう。
神経痛の症状による腰痛
腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛など、神経が圧迫されて起こる腰痛は、筋肉の張りが原因ではないケースが多く、痛みが下半身にまで広がる場合があります。
整体による神経痛症状に期待できる効果
整体では、骨格の歪みや背骨周辺の筋肉を調整し、神経の圧迫を軽減させることを目指します。
筋肉や関節の可動域を広げることで、神経にかかる負担を和らげるアプローチです。
ただし、神経痛の場合、明確な診断や原因特定が必要になるため、医師の診察を受けたうえで整体に通うことが望ましいです。
鍼灸による神経痛症状に期待できる効果
鍼灸では、痛みを発生させている神経やツボに直接的に刺激を与え、神経伝達を調整する狙いがあります。
鍼の刺激による鎮痛効果や血行促進効果によって、神経痛が和らぐことが期待できます。
また、慢性的な坐骨神経痛なども、鍼灸でこり固まった筋肉を緩め、神経周囲の炎症を鎮静化させる可能性があります。
神経痛症状による腰痛は整体と鍼のどちらがおすすめ?
神経痛が強い場合は、鍼灸の鎮痛作用が有利に働くケースが多いです。
しかし、骨格の歪みや筋肉バランスが神経痛を悪化させている場合は、整体によるアプローチがより根本的な改善に結びつくことがあります。
医師の診断で神経の圧迫原因が判明している場合は、その情報を施術者に共有し、最適な施術を提案してもらうとよいでしょう。
慢性的な症状による腰痛
長年の姿勢不良や運動不足、日常生活の負担などで慢性的に腰が痛むタイプの腰痛です。
急激な激痛ではなく、常に鈍い痛みを抱えているような状態が続きます。
整体による慢性的な症状に期待できる効果
整体では、長期間にわたり蓄積した体の歪みや筋肉の癖を少しずつ改善していくことが期待できます。
慢性的な腰痛は生活習慣や姿勢に深く関係しているため、骨格の矯正や筋肉バランスの調整を継続して行うことで、根本的な改善が見込めるでしょう。
鍼灸による慢性的な症状に期待できる効果
鍼灸では、慢性化した痛みに対して鍼の鎮痛効果や血行促進効果が期待できます。
また、鍼灸施術後に体が軽く感じられるなど、慢性痛特有のだるさの軽減にもつながる場合があります。
東洋医学的には、長引く痛みは「気や血の滞り」と捉えることもあり、全身のバランスを整えることで症状緩和を図ります。
慢性的な症状の腰痛は整体と鍼のどちらがおすすめ?
慢性腰痛の原因は複合的であることが多いので、整体と鍼の併用も含めて検討するのがおすすめです。
姿勢改善や骨盤矯正などの整体アプローチと、筋肉の深部に働きかける鍼灸アプローチを組み合わせることで、より効果的に腰痛を緩和できる可能性があります。
ぎっくり腰による腰痛
突然腰に激痛が走り、動けなくなることもある「ぎっくり腰」は急性的な腰痛の代表格です。
欧米では「魔女の一撃」とも呼ばれ、発症時はとにかく動くことすら困難になる場合があります。
整体によるぎっくり腰に期待できる効果
ぎっくり腰の発症直後は、無理に強い施術を受けると逆効果になることもあります。
痛みが落ち着いてから整体を受ける場合、骨盤や背骨周りの歪みや筋肉の緊張を和らげることで再発予防につなげられます。
ただし、急性期に強い矯正を行うのはリスクがあるため、ソフトな施術を行う整体院を選ぶと安心です。
鍼灸によるぎっくり腰に期待できる効果
鍼灸では、急性の強い痛みを抑える鎮痛効果が期待できます。
発症直後の激痛時でも、鍼の刺激が痛みを緩和し、筋肉のこわばりを和らげることが可能です。
ただし、ぎっくり腰の程度や個人差によっては、施術を控えたほうが良いケースもあるため、事前に施術者に症状を詳しく伝えましょう。
ぎっくり腰による腰痛は整体と鍼のどちらがおすすめ?
急性期の痛みを早く和らげたい場合は鍼灸が適している場合が多いです。
痛みが落ち着いてから再発防止のために骨格や筋肉のバランスを整えるなら整体も検討すると良いでしょう。
発症してすぐのタイミングでは、無理せず安静を保ちつつ、痛みやれの様子を見ながら施術を受けることが大切です。
産後の腰痛症状
出産後のホルモンバランスや骨盤の歪み、育児による負担などで、腰痛が悪化・慢性化するケースがあります。
整体による産後の腰痛に期待できる効果
産後は骨盤が開きやすく、姿勢も乱れがちです。
整体では骨盤矯正を中心に、産後特有の体の変化を考慮しながら施術を行うため、腰痛や肩こり、股関節の痛みなどの改善が期待できます。
ソフトな施術を取り入れている整体院を選ぶと、産後のデリケートな時期でも安心して受けやすいでしょう。
鍼灸による産後の腰痛に期待できる効果
産後はホルモンバランスの乱れや疲労が溜まりやすく、鍼灸の自律神経調整効果が有効な場合があります。
母乳の出が良くなる、体の回復を早める、といった声があるのも鍼灸のメリットです。
ただし、産後直後の敏感な時期は無理せず、事前に医師や鍼灸師に相談することが大切です。
産後の腰痛症状は整体と鍼どちらがおすすめ?
骨盤の歪みをしっかり整えたい場合は整体、ホルモンバランスや疲労回復に重点を置きたい場合は鍼灸が向いていると言えます。
両方をうまく併用して、骨格調整と自律神経の調整を同時に行う方法も効果的です。
その他の症状
腰痛の原因や症状は多岐にわたります。
日常的に疲れが溜まって筋肉がこりやすい方や、スポーツで腰を酷使している方、内臓由来の症状が腰に現れる場合など、それぞれの症状に合わせたアプローチが必要です。
専門家の診断を受け、状態や好みに合った施術を選ぶことをおすすめします。
腰痛における整体と鍼治療のメリットとデメリット
整体と鍼にはそれぞれの長所と短所があります。
腰痛改善のためにどちらを選ぶかは、症状の性質や個人の体質、そして施術に対する好みなどに左右されます。
整体のメリット
- 骨格の歪みを直接整えられる
姿勢や骨盤のずれを修正し、全身のバランスを調整することで腰痛だけでなく、肩こりや膝痛などにも効果が期待できる。 - 日常生活改善へのアドバイスが受けやすい
施術時に姿勢や体の使い方、ストレッチなどの指導を受けることで、長期的な腰痛予防ができる。 - 施術内容の理解がしやすい
手技による施術が中心なため、どのように体が動かされているかが分かりやすく、安心感を得やすい。
整体のデメリット
- 保険適用になりにくい
基本的に自由診療になるため、費用面で継続しづらい場合がある。 - 施術者による技術の差が大きい
国家資格が必要ではないため、施術者の経験やスキルにばらつきがあり、合わない施術者に当たると症状が悪化する可能性もある。 - 急性期の激痛には向かない場合がある
ぎっくり腰など、症状が強いときは刺激が強すぎる場合があり、痛みが増すこともある。
鍼治療のメリット
- 痛みの緩和効果が高い
鍼による鎮痛作用は、体内でエンドルフィンを分泌しやすくする働きがあるとされ、即効性を感じる場合も少なくない。 - 深部の筋肉にアプローチしやすい
手技では届きにくい筋肉の奥深くや、神経周辺にも的確に刺激を与えられる。 - 自律神経を整える効果が期待できる
リラックス効果もあり、睡眠の質向上やストレス軽減につながるケースも多い。
鍼治療のデメリット
- 鍼に対する恐怖感や抵抗感がある
細い鍼とはいえ、刺す行為に抵抗を感じる方も多い。痛みや出血が気になる場合もある。 - 保険適用には条件がある
医師の同意書が必要など、ハードルが高いケースがあるため、費用面や手続きで手間がかかる場合がある。 - 即効性の個人差が大きい
急に良くなるケースもあれば、複数回通わないと効果が感じにくいこともある。
腰痛治療に整体と鍼を併用する効果
腰痛のケアにおいて、整体と鍼はお互いを補完し合う相乗効果も期待できます。
それぞれアプローチ方法が異なるからこそ、同時期に併用することで幅広い効果が得られることもあるのです。
整体と鍼を併用することで得られる主な相乗効果
相乗効果1:筋肉と神経への複合的なアプローチ
整体で骨格や筋肉のバランスを整えたうえで、鍼で神経や深部の筋肉を狙い撃ちでケアすることで、痛みの原因を多角的に改善していく効果が狙えます。
相乗効果2:血行促進効果の向上
整体の施術によって筋肉のこりがほぐれ、血流が良くなった状態で鍼を打つと、さらに血行が促進されることがあります。
結果として、回復力の向上や疲労物質の除去がスムーズになる可能性があります。
相乗効果3:自然治癒力の向上
体の歪みが解消され、神経の流れや血行が改善されると、結果的に自己治癒力が高まりやすくなります。
整体と鍼の併用は、こうした体全体の回復メカニズムを最大限に引き出す効果が期待できます。
整体と鍼治療を併用する際の注意点
施術を受ける順番
一般的には、整体で体のバランスを整えたうえで鍼を受けるとより効果的と言われるケースが多いです。
しかし、症状によっては逆のほうが良い場合もあるため、施術者同士がコミュニケーションをとれる環境だと安心です。
施術間隔
同じ日に両方を受ける場合は、体への負担を考慮して十分な休憩を挟むようにしましょう。
また、片方の施術で体が大きく変化した直後は、もう片方の施術を控えるほうがよい場合もあるため、各施術者と相談してください。
施術者選び
併用するなら、両方の施術に理解がある施術者、もしくは連携をとってくれる整体院や鍼灸院を選ぶことが望ましいです。
体の状態や反応をしっかり共有してもらうことで、安全かつ効果的な施術が受けられます。
腰痛の施術を受ける際に抑えておくポイント
腰痛を改善するには、施術そのものの効果だけでなく、施術者や治療院をどのように選ぶかも重要なポイントです。
ここでは、「施術者の選び方」「治療院の選び方」に分けて、押さえておきたいチェックポイントをまとめます。
施術者の選び方
資格・経験から選ぶ
整体の場合は公的な国家資格がないため、施術者の学んだスクールやセミナー、実務経験年数などを確認すると良いでしょう。
鍼灸の場合は、はり師・きゅう師の資格を持っているかが判断基準になります。
いずれも、経験豊富で多くの患者をみている施術者だと安心できます。
口コミ・評判で選ぶ
インターネットの口コミや、実際に通っている人の評判を参考にするのも良い方法です。
ただし、個人差もあるので「なんとなく雰囲気が合いそうか」という直感も大切にしましょう。
カウンセリングの有無で選ぶ
初回に十分なカウンセリングを行ってくれる施術者を選ぶことで、症状や生活習慣に合わせた的確なアドバイスを受けられます。
自分の悩みや不安をしっかり聞いてくれるかどうかは、施術の効果にも大きく影響します。
治療院選びのポイント
治療院の清潔さで選ぶ
治療院内が清潔で衛生的に保たれているかは大切です。
特に鍼の使用環境は注意が必要なので、使い捨てのディスポ鍼を使っているか、消毒などが徹底されているかを確認しましょう。
アクセスの良さで選ぶ
治療院が自宅や職場から通いやすい場所にあるかは、継続通院のしやすさを左右します。
腰痛がひどいときは長距離移動がつらいため、なるべく移動負担の少ない場所を選ぶと続けやすいです。
施術料金体系で選ぶ
施術内容や通院頻度によって費用は大きく変わります。
整体や鍼は基本的に保険が効きにくい(または保険適用条件が厳しい)ことが多いため、事前に料金体系をしっかりと確認しておきましょう。
回数券などを利用すると割安になるケースもあります。
その他の治療院の選ぶポイント
- 予約の取りやすさ
仕事や育児の合間に通う方は、予約が取りやすいかどうかも重要です。 - 施術時間
1回あたりの施術時間や、カウンセリングの長さなど、自分の生活スタイルに合った形態かを確認すると良いでしょう。 - 施術後のアフターフォロー
日常生活で気をつけるポイントやストレッチ方法など、施術後のアドバイスが充実していると、自宅ケアもスムーズに行えます。
当整体院の腰痛改善アプローチ
月辰会活法整体では、施術の前に腰痛の原因を探るため、患者様の状況を詳しくヒアリングした後に施術へあたたります。
腰痛の根本的な原因は骨盤の歪みから来ると考えておりますが、患者様によって症状は千差万別なため、十分なカウンセリングを元に、適切な施術を行います。
また、骨盤の歪みによって背骨や頭蓋骨の捻じれが生じていることもあるため、全身の歪みを修正していきます。
当治療院の腰痛改善事例
CASE 1:今までの病院が一番と思っていた考えが間違っていました
症状 | 腰痛 頭痛 めまい 肩こり ストレスから来る胃痛 |
年齢・性別 | 56歳・女性 |
お住まい | 千葉県浦安市 |
治療内容 | 妙見活法整体 |
CASE 2️:6年前からの腰痛が一回で改善
症状 | 脊柱の左方向への捻じれ 反り腰 腰周囲の筋肉が過緊張状態 |
年齢・性別 | 31歳・男性 |
お住まい | 千葉県船橋市 |
治療内容 | 妙見活法整体 |
まとめ
鍼と整体は、それぞれ異なるアプローチで腰痛に対処する治療法です。
症状に合った適切な治療法を選び、信頼できる施術者と治療院を見つけることが腰痛改善の鍵になります。
もし、慢性化した腰痛にお悩みなら、一度整体院での施術を検討してみてはいかがでしょうか。
当整体では、専門的なカウンセリングを通じて自分の体の状態を詳しく把握することができるので、根本的な腰痛原因の解消が期待できます。
腰痛の根本治療の整体院なら千葉県習志野市の「月辰会活法整体」
- 月辰会活法整体院
- 住所:〒275-0016 千葉県習志野市津田沼4丁目1−25 Ⅶ C号棟 ダイワティアラ津田沼2
- 電話番号:047-454-0001
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